2022年北海道ツーリング
北海道本島も大雑把には回ったので、あと行って無かった礼文・利尻に行くことにした。
礼文島は南北30km位で、島の西側には生活圏が無い。
利尻島は1周60km位で内陸部に生活圏はほぼ無い。
共に小さな島で、回るだけなら1島2時間位で行けそうだ。
稚内から朝一のフェリーで礼文へ行き、午後に利尻に渡って最終便で稚内に戻るプラン。
まぁ～強行と言えば強行だが・・・・・・・・・。
デカバイで行くと持て余しそうなんで、そこでMonkey125の出番。
レジアスエースに積んで行くことにする。
今年はコロナの第7波が猛威を振るってるが、去年は第5波だったかな？
自己防衛しかないので、体温計・携帯消毒液・念のための抗原検査キットまで準備した。
台風8号も来てて、当初の予報より若干進路を東寄りに変えてる。
これが凶と出るか、吉と出るのか。
8月13日
前日にMonkey125及び用品の積み込みを済ませておいたので、貴重品を持って4時半出発。
途中の米山SAで朝食。
新潟フェリーターミナルには9時15分に着き、検温を済ませて暫し待機。
先にバイクの積み込みが始まったが、暫くして急に豪雨になり合羽を着る暇もなくかわいそうだった。
今日はほぼ満車らしい。
今回はツーリストSが取れなかったので、ツーリストAに。
2段ベットだが以前より天上が高く荷物を置くスペースが増えていたし、何より以前の非常階段の様な
はしごが廃止され、普通の階段になったのは良い（わしは今回下段だったが）。
風呂に入って早速ビール。
このあとは寝不足なんでお昼寝。
お天気がおマイチだったので、夕日は残念だった。
夕食は三元豚のトンカツ定食。
小樽には4時半着の予定なんで21時には就寝。
本日の走行 レジアスエース 314.6km。
8月14日
小樽の天気は曇り。
5時前に下船し、厚田のセイコマートで朝食＆トイレ休憩し、天塩の道の駅まで激走。
お天気も良くなって来た。
ここからがお楽しみのコース。
オトンルイ風車の真下まで降りれるとこが何カ所かあるが、帰りはダートを登らなきゃいけない。
バイクではちょっと怖い・・・・・・・・。
明日行く予定の利尻島は残念ながら雲がかかってた。
交通量は少な目かな。
今日の宿「国民宿舎 氷雪荘」には10時45分着で、早速Monkeyを降ろす。
11時に宿を出て、国道238を北上。途中「白い道」のゴール地点があるが
ここから入らず宗谷岬側のスタート地点から入る事に。
Monkey125で念願の宗谷岬着。でも観光客が多く写真も順番待ち。
ここでは何としてもMonkey125を碑の前まで持って行き、一緒に写真を撮りたい。
デカバイなら戻りの坂はエンジンを掛けて登らなきゃ行けないけど、Monkey125なら
そのまま押して上がれるか。まぁ～、イチカバチカで注意されれば止めれば良いし。
って、誰にもなんにも言われなかった。ラッキー！！
この後は向かいにある「てっぺん市場 ぶっかけ丼の店 魚常 明田商店」へ。
お隣にある「えぞや」で最北端の証明書と、宗谷岬のステッカーを買った。
そして直ぐそこの宗谷岬公園に寄ったが、ここから見る宗谷岬は良かったな。
いよいよ宗谷丘陵へ。
素晴らしい景色だ。
ここから白い道へ。
ホタテ貝の貝殻を敷いてあるので白いらしが、バイクも真っ白になった。
このあと稚内まで戻ってノシャップ岬へ。利尻島は雲がかかってる。
明日はこのフェリーに乗る予定。
宿に戻る途中に居た野生の鹿。珍しくない風景らしい。
帰るにはまだちょっと早いので、稚内港北防波堤ドームへ。
宿に戻ってレジアスに一旦載せようかと思っていたら、支配人が「玄関の中に入れたら良いですよ」とありがたいお言葉が。
シャワー浴びて早速夕食。し も のさんお勧めのボリューム亭に行って見たらお休みだった。
で、近くの中華のお店「広宣」。
食後に少し駅前をブラブラと。
宿に戻って21時就寝。
本日の走行 レジアスエース 325.7km Monkey125 82.5km。
8月15日
お天気はまずまずか。
利尻・礼文行きのフェリーは車の予約は出来るが、バイクは予約が出来ず先着順。
万が一乗れないと話にならないので、5時半受付開始の10分前に着。
順番待ちをして、難なくチケットを購入。
焦ることは無かったな。バイクの待ちは10台位。
こんなフェリーで礼文へ渡るけど、意外と大きな船だった。
稚内の先端。
利尻島は相変わらず雲がかかったまま・・・・・・・・ ヤバイヨ！！ ヤバイヨ ！！
礼文島はもっとヤバイヨ ！！ヤバイヨ！！ こりゃ絶対に降ってるな。取り合えず下だけ合羽着用。
バイクは全てこんな細いロープで固定。乗船時間も短いので大丈夫なのかな？
路肩に少し雨の残ってる所があったので、やはり降ったらしい。
北の方はまだ雨雲がありそうなんで、先に南の方へ行ってみた。
礼文最南端のカランナイ岬？
昆布の産地で至る所で天日干しをしてた。
北の方はまだ雨雲が残ってるようなんで西へ行ってみた。
あぁ～、これが噂のYHか。
わしが行ったら1000％ヘルパーと喧嘩になる自信があるから、絶対に行かないのだ。
桃岩ってホント桃の様な形をしてた。
地蔵岩へ。
お天気も回復して来たので、最北端の須古頓（スコトン）岬へ。
こんな所に民宿があるんだ。今日のようなお天気なら最高だけど
荒れたらどうするの？
ここも絶景だな。神威岬に負けないくらい青い海だ。
もう雨の心配も無いので、合羽を脱ぐ。
平べったい島がトド島で、左はタタキ島。
綺麗な売店があった。
使わさせて頂きました。
帰りは出川哲郎の充電の旅で絶賛してたトド島展望台へ。
1～1.5車線の狭い道だが、ここからの眺めも素晴らしい。
そして澄海（スカイ）岬へ。
12時50分の利尻行きフェリーに乗らなきゃいけないのでターミナルを目指すがテンションマックス！！
気分最高ルンルンで出川哲郎になったみたいだ。
フェリーターミナルには11時30分に着いたが、香深のターミナルも綺麗だな。
ハートランドフェリーはどの便もバイクは先着順なんで、ちょっと気を使う。
予約出来ればもう少し時間を有効に使えるのに。
礼文島ではバフンウニを食べるの楽しみにしてて、ターミナル2階にある「武ちゃん」へ。
がぁ～～～～～。 品切れ。マジかよ・・・・・・・・・。 まだ、11時半なのよ。
しょうがないので、イクラ丼にした。
出航まで暫し待機。結局はバイク6台しかいなく、全然焦る必要は無し。
もう観光のピークは終えてるんだな。
中にはこんな人も。35～40歳位の男女だった。
これに乗ります。
噂のペルパーのお見送り。なんか気合が入ってないな。中途半端なら止めれば良いのに。
礼文島は良い所だったなぁ～～。
ここでもロープで固定。
沓形のターミナルが一番ショボかったな。
ポンモシリ島。海が綺麗だ。
利尻島を時計周りで1周することにする。
礼文は良い天気だったが、なんか雲行きがあやしいぞ。
オタトマリ沼へ。
沼浦展望台（白い恋人の丘）。綺麗に利尻島が見えるはずだったが・・・・・・・。
ここに居たバカップルが、イチャイチャしながら長い時間写真を撮っていたが
お前らのせいで遅れてしまい雨にあたったんやぞ！！
ここでまた合羽の下だけ着用。
謎のミルピス商店へ。無人なので自己申告で350円の料金を置いていく（瓶持ち帰りだと450円。
お味はヤクルトの薄いやつ。不味くはないが上手くもない微妙な味。言えるのは350円はぼったくり。
フェリーターミナルまで10km程だが、ますますお天気が怪しくなる。
で、結局ターミナル2km程手前で結構な雨になり、合羽の上を着る。
が、ターミナルに着く頃には止んだ。
受付をさっさと済ませる。
ここはターミナルと道の駅（海の駅だった）が併設なんだな。鴛泊のターミナルが一番綺麗で立派だった。
17時40分出航。
稚内着19時20分で、宿に戻り取り合えずMonkeyを積み込んだ。タイダウン掛けるのは明朝にしよう。
シャワー浴びて、夕食は帰りにセイコマートで買って来たビールとおにぎり。
本日の走行 155.9km。
8月16日
出発から4日目。この日から抗原検査をすることにするが異常なし。
6時に宿を出て、セイコマートでサンドイッチの朝食。
その後、最短距離で小樽に向かいたいので、オロロンラインをピストンする。
途中結構な雨が降り、バイクと何台かすれ違ったがかわいそうだな。
ライダーはこの道をとっても楽しみに来てるだろうに。
苫前の三毛別ヒグマ事件現場を見て来た。
痛ましい事件だが、山の中にポツンと小屋があり、不気味な雰囲気があった。
浜益にある「みさき食堂」で昼食。
親父が他の客に「家は生のウニなんで、他店とは違うよ」と力説してた。
ラーメンも食べたかったので、浜ラーメン ミニうにセットにした。
ラーメンは色んな魚介の出汁で旨かったが、ウニは味が薄い。
厚田の道の駅で少し仮眠。
南樽市場で孫達にお土産を発送。
宿には14時50分着。今年も去年と同じふる川へ。
ここのお風呂がお気に入りで、ひと風呂浴びた後境町通りへ。
生憎の雨の為、人通りも少ない。
ルタオ本店でお土産を調達しソフトを頂く。
夕食は「すしざんまい」へ。
これで4,114円では、お店がガラガラなのも仕方がないな。
ちょっとした雨の止み間を見て運河の夜景を。今年はイルミネーションがあった。
直ぐに雨が降り出したので撤収しホテルへ。21時就寝。
本日の走行 381.3km。
8月17日
まずは抗原検査して、陰性を確認。 そして朝風呂だ。
今日は良いお天気になる予報。
朝食無しにしてあるので、三角市場へ行くことに。
7時前の為、観光客もまだまばらだ。
利尻でバフンウニを食べれなかったので、ここでは是非食べておきたい。
それと八角も食べみたが、平目みたいな食感で結構脂が乗ってた（バフンウニ丼 6,500円 八角刺身 1,000円）。
8時前で既に気温は24℃。小樽の早朝でもここまで上がるの？今日は暑くなるのかな。
良いお天気の小樽運河をぶらりと。 いやぁ～、気持ち良いわ。旅は晴れに限る。
またまた境町通りへ。お天気が良いと人出も良くなるな。
かま栄へ行って見た。
お昼はエビ入りバーガー。旨かった。
このあとは小樽総合博物館へ。
14時15分、小樽港着。
検温を済ませて暫し待機。
帰りは安心のツーリストS。
17時出航 さらば、北海道 また必ず来るぞ。
お天気がまずまずだったので、夕日もみれた。
夕食はハンバーグ。
夜はバイオリンとピアノのコラボ演奏を聴く。
酔っ払いとツーリングが終わった安心感か、20時半に就寝し翌4時までしっかり寝れた。
本日の走行 12.0km。
8月18日
抗原検査で陰性確認。
外は雨模様。
朝風呂に入って朝食。
お客は少な目か？
何台か積車で来てる車を見かけたが、これもやっぱりありなんだな。
9時に接岸。
デッカイピンを入れて位置決めをしてた。
新潟はドシャ降り。
有磯海で昼食。
14時に無事帰宅。
荷物を片付けて、Monkey125を軽く洗車。
本日の走行距離 321.4km。
今回二つのミッションがあり、一つは宗谷岬でMonkey125の写真を撮ること。
もう一つはまだ行った事のない礼文・利尻に行くこと。
宗谷丘陵と礼文は申し分の無いお天気で、十二分楽しめた。
利尻は最後にちょっと雨に降られたのが残念。
Monkey125、チョ～小回り利いてのんびり景色を見ながら最高。
礼文は狭い道もあるので125cc位が良いと思う。
利尻の外周は全線片側1車線で、デカバイでもOKかな。
信号は数えられる程しか無いので、本気で走ると1時間もかからないかも。
これで大雑把だが北海道は回れた感じ。
来年はどうしようかな？ 嫁さんと行く？
時間があるので、ゆっくりと考えることにしよう。
全走行距離 レジアスエース 1,343km Monkey125 238.4km。 燃費 62.8km。